回転性めまいの症例
『立ちくらみと長年の自律神経の乱れも気になる』女性のクライアント様の症例報告
たちくらみは1週間前から・・寝返り時に気持ち悪くなることもある
めまい以外では、
- 偏頭痛(片頭痛)
- お腹が弱い などでした。
本人の自覚はありませんでしたが、お腹が少し触ると痛みがあるほど硬くなっていました。
ふくらはぎもカチカチで循環できてないように思います。
首の張りも強く、圧痛点が多く見られ、可動域制限もあります。
特に首の左側と後頭部の左の張りが強かったのですが、耳石の問題が、見受けられたので、どの部分に耳石が混入しているか場所の特定を、頭位テストを用いて行いました。
結果、右の後半規管型と判断。
右の後半規管型の頭位置換調整を行いました。
頭位テストで出ていた頭痛が、3回目の調整では出なくなり、施術終了。
1週間後に来院されると、前回の後は立ちくらみがマシになり、寝返り時の違和感はなくなった。
しかし、偏頭痛が出ているとのこと。
ふくらはぎの張りとお腹の触って痛いほどの硬さは無くなっていました。
再度、足元からの調整をいれて、肩首の可動域を大きくしました。
全身の循環を上げる施術を行い、頭位置換調整を2回行い終了。
頭位テストで頭痛がひどくならなくなるまでは、頭位置換調整を続けていきつつ、様子を見ていく予定です。
めまいの方は、最初の1ヶ月はなるべく期間を空けずに、頭位置換調整を行うことで改善が早く見込めます。
この方は、今のところ、あと2回の予約を取っていただいていますが、引き続き計画的に施術を進めていきたいと思います。
浮動性めまいの症例
『瞬間的にくらっとするめまいで仕事に行けない』
背もたれのない椅子に座っている時にくらっとするめまいがあり、気持ち悪さもある。
くらっとしたあとはしばらくふわふわするという20代女性のクライアントの症例報告。
5年前からめまいが時々あり。
今回は、めまいもひどくくらくらするし、肩甲骨の間の痛みが強い方。
他の症状
- 腰痛
- 胃腸の慢性疾患(胃痛 悪心 下痢)
- ドライアイ
- 立ちくらみも時々
- 耳鳴り
耳鼻科を受診、耳鳴りはするが難聴はなくメニエールではないとの診断をうける。
脳神経内科にて、期間をあけて3回検査するも、異常なし。
眼科も受診するが、異常なし
もう10年近く胃腸疾患のため漢方薬を飲んでいる。
来院時には、めまいは出ていない。
バランステスト、視覚テストで評価が低い部分があるが、耳石の問題は見受けられない。
よって、
バランス機能、体性感覚を整える施術を主に行う。
最初の1ヶ月は、めまいが出ることもあり、肩甲骨の可動域が増えても、痛みがない日があまり無い。
1ヶ月半でバランステスト、視覚テストを再検査。
視覚テストは問題なし。改善が見られる。
バランステストは60%の改善が見られた。
3ヶ月後の現在はめまいは出ていない。
しかし、肩甲骨の間の痛みや、首の横に痛み、全身の筋肉の張りと循環不良があるため、継続して施術していく予定。